2023/09/16 # Stable Diffusion web UI + img2img \(WSL + Ubuntu利用\) ## ブログの引っ越し 当ブログは[takemi.blog](https://takemi.blog/)に移行しました。 より見やすい[img2imgの使い方 (WSL+Ubuntu環境)](https://takemi.blog/926a3a2ab8b04c80a85bc0b5e9dfc243/)をご利用ください。 ## 作成日時 2023/02/19 ## 概要 Stable Diffusion には画像から画像を生成する機能も搭載されています。 これをimg2imgって言います。2は関数の命名規則でtoを表現する方法だと思う。そのまま画像から画像って意味かと。 ※ Stable Diffusion web UIのインストール方法は[こちら](/2023/01/30.0109.html) ## 元となる画像を生成 本来は手で作った簡単な画像に構図や背景を指定して、それとテキスト文章を組み合わせて新しい画像を作る機能\(たぶん\)です。 言うまでもなく僕は絵を描けないので、これはtxt2imgを使って生成します。 学習モデルはお気に入りのCounterfeit、SamplerはDPM2 Karrasを使います。その他の指定は画像を参考にしてください。 ## Prompt ``` super quality illustration, cute and beautiful girl, beautiful face and eyes, anime red eyes, beautiful long blond hair, look at viewer, human, ((background color white)) ``` ## NegativePrompt ``` EasyNegative, watermark, username, artist name, text ``` 生成結果がこちら   なかなか可愛いのが出来ました。これを元に新しい画像を生成します。 なお、手指の調整は難しいので、今回は崩壊しても無視します。 ## img2img利用方法 UI化されているので操作は簡単です。タブからimg2imgを選んで画像を投げれば初期設定は完了。 ただし、この時に以下の項目はtxt2imgで生成した値と同値を指定したほうが良いです。 + Stable Diffusion checkpoint \(学習Model\) + Negative Prompt + Sampling method \(Sampler\) + Sampling steps + CFG Scale ### Prompt 追加の指定がなければ不要と思います。今回は利用するので値は後ほど。 ### Negative Prompt Promptと同じく追加がなければ同値で良いです。 # img2img \(吸血鬼化\) そのままでも結構可愛いと思いますが、これを吸血鬼化してみましょう。 吸血鬼で最カワな金髪赤目超絶美少女を目指します。 Promptは以下です。NegativePromptには気持ち的にhumanを追加指定しておきます。 ## Prompt ``` vampire ``` ## NegativePrompt ``` EasyNegative, watermark, username, artist name, text, human ``` そして実行結果がこちら。残念ながら金髪じゃなくなった。   金髪赤目にしたいのでPromptを以下に変更します。 ## Prompt ``` vampire, red eyes, ((blond hair)) ``` これで実行すると...  おぉ！。可愛くないですか？ ちなみに概ね似たような画像が出るけど、希望の画像を作るにはtxt2imgと同じでリトライは必須です。 # img2img \(エルフ化\) 今度はエルフ化してみましょう。エルフといえば金髪碧眼！ ## Prompt ``` elf ``` ## NegativePrompt ``` EasyNegative, watermark, username, artist name, text, human ``` そして実行結果がこちら。髪色は変わったけど服が緑になってエルフっぽい。  それでも金髪碧眼にしたいのでPromptを以下に変更します。 ## Prompt ``` elf, blue eyes, ((blond hair)), green clothes ``` これで実行すると...  凄くエルフっぽい！ # img2img \(吸血鬼 + エルフ = ?\) こういう人体錬成的なことが出来ちゃうのがAIの凄いところ。 色々指定すると大変なんで単純なコマンドで試しましょう。 ## Prompt ``` vampire, elf ``` ## NegativePrompt ``` EasyNegative, watermark, username, artist name, text, human ```  おっきい！。見た目もそれっぽい。せっかくなので背景も弄りましょうか。 当然ですが、img2imgは作った画像をimg2imgすることもできます。 出来た画像に切り替えて以下のコマンドで試します。 ## Prompt ``` vampire, elf, castle and red moon in the background ``` ## NegativePrompt ``` EasyNegative, watermark, username, artist name, text, human ```  縮んだけど可愛いのでヨシ！ ## おわりに UIが優れているので操作が簡単です。 この程度の画像であればtxt2imgで生成できそうですが、今回は練習ってことで。 Counterfeit Stable Diffusion Ubuntu WSL
